【完】さつきあめ〜2nd〜
「菫さん……」
「お礼やお詫びはゆりに勝った後にして?
ONEに自分のお客さんを呼ばなかったのは、あなたを信じてるからでもあるの。
誰かの助けがあったとしても、あなたがナンバー1にならなければONEはきっと存続出来ない。
あたしはそしてあなたを信じてる。ONEがなくなるなんて思ってない。あなたがナンバー1になるのをあたしは信じてる。
それならば今回自分のお客さんを呼んでも来期のポイントには繋がらない。それどころかあたしのお客さんがあなたのお客さんにでもなったら困るじゃない」
菫は信じてくれているのだ。
来年もONEは存続している事を
わたしがナンバー1になる事を
「さてっとあたしはどの卓でどれだけ売り上げを出せばいいのかしら?」
「菫さん…やっぱり助かります…。
菫さんみたいな人がヘルプに着いてくれるなんて…それだけで心強い…」
「あたしがヘルプに着くのはそんじょそこらのヘルプの何人分にもなるっての。
そんな事言われなくても分かってる。
あなたがナンバー1になるのなんて簡単な話。
ただお客さんに高額なボトルをおろさせて、ゆりの売り上げを超せばいいだけ」
「菫さん…ありがとう…」
「だからお礼は全部終わってるからつってるでしょ!
高橋くん!次はどこ??さくらちゃんは体調が悪そうだから出来るだけ楽そうなところに回してあげて。
無理が出来る卓ならあたしが無理をする」