【完】さつきあめ〜2nd〜
「だからお礼は全部終わってからにして。
今日は帰ってゆっくり休みなさい。心配しすぎて、朝日が迎えに来てるみたいよ?」
「!!」
「ほんっとすぐ顔に出るわね。
少しはあたしにも気を使ってちょうだいよ」
「ごめんなさい…」
わたしの肩を叩き、更衣室を出ていく。
すぐに心配して、愛とるなが駆け寄ってきてくれた。
「美月の事本当にありがとうございました…」
深々とるなが頭を下げる。
「ううん…。全然。自分がした事は後悔はしてないんだけど…雪菜さんの言う通りお店の皆には迷惑をかけちゃった…。
愛ちゃんやるなちゃんもお店に来てくれてありがとう…」
「美月が行けって言ったんですよ…」
「どうして…」
「美月の子供の事は聞きました!
美月……さくらさんや宮沢さんに本当に酷い事をしたってずっと自分を責めていて…」
「美月ちゃんは悪くないよ…誰だってそんなに強くないから嘘をついたりしてしまう時があるよ…」
「だから美月……。
さくらさんの協力をしてあげてって自分は平気だからって…
あと…美月言ってました…。さくらさんには謝ったけど…本当に伝えたい事は全然言えなかったって…
いつか会いに行ってありがとうって言いたいって言ってました…」
「ね、愛ちゃんやるなちゃんは出来るだけ美月ちゃんの事支えてあげてね。これからも…
そしたら絶対だいじょうぶだよ、美月ちゃんなら…」
「はい!それはもちろんです!だって…なんだかんだあってもあたしたち友達だから!」