【完】さつきあめ〜2nd〜
「でも兄貴はお前とそうやって喧嘩してるのも楽しんでそうだけど
結局自分で攻略出来るような女はつまらないから、続かないんだよ。
ゆりさんなんてあれだけ大物になってでも兄貴に辞めろって言われたら全部辞めそうな勢いのある女だから、オーナーとしては怖いわ」
「そうだね、ゆりさんはもう演歌の世界だよ…。でも好きな人の為に全てを投げ捨てられるのは素敵だって思う」
「まぁ、ゆりはすげーやってくれたから、これからの人生を全て七色に捧げろってのも酷な話だから結婚とか全然いいけど。
俺は自分が関わったお店の女の子は自分の幸せだって思う道に進んで欲しいからさ」
「でもゆりさんはまだまだ辞めないと思うけどね!
それにゆりさん、いま芸能人と付き合ってるんだよ!!光も聞いたらびっくりしちゃうくらいの大物!」
その人の名前を出したら「そりゃーぶったまげたな」と光は頭を抱えた。
「それにしても光は本当に優しいね。
ゆりさん程の人気の人がいま辞めようってなれば何としてでも引き止めようと思うだろうけど…
自分の幸せだって思う道を尊重してあげるなんてさ」
「別に優しいってわけじゃないけど…
どんな職業であっても、関わった女の子には幸せになってもらいたいって
そう思える経営者ではありたいと思う」
「やっぱり光は良い経営者だよっ!」
結局自分で攻略出来るような女はつまらないから、続かないんだよ。
ゆりさんなんてあれだけ大物になってでも兄貴に辞めろって言われたら全部辞めそうな勢いのある女だから、オーナーとしては怖いわ」
「そうだね、ゆりさんはもう演歌の世界だよ…。でも好きな人の為に全てを投げ捨てられるのは素敵だって思う」
「まぁ、ゆりはすげーやってくれたから、これからの人生を全て七色に捧げろってのも酷な話だから結婚とか全然いいけど。
俺は自分が関わったお店の女の子は自分の幸せだって思う道に進んで欲しいからさ」
「でもゆりさんはまだまだ辞めないと思うけどね!
それにゆりさん、いま芸能人と付き合ってるんだよ!!光も聞いたらびっくりしちゃうくらいの大物!」
その人の名前を出したら「そりゃーぶったまげたな」と光は頭を抱えた。
「それにしても光は本当に優しいね。
ゆりさん程の人気の人がいま辞めようってなれば何としてでも引き止めようと思うだろうけど…
自分の幸せだって思う道を尊重してあげるなんてさ」
「別に優しいってわけじゃないけど…
どんな職業であっても、関わった女の子には幸せになってもらいたいって
そう思える経営者ではありたいと思う」
「やっぱり光は良い経営者だよっ!」