私たちの六年目
「んー、でも。
早く秀哉と一緒に暮らしたいな。
ねぇ、やっぱりここに引っ越しちゃだめ?」
そう言って、俺の膝の上に手を置く梨華。
その感触に、少しドキッとした。
「うーん。
出来なくもないけど、梨華の部屋の物をかなり処分してもらわないと厳しいと思う」
「それなら大丈夫。
家具や家電は処分するわ」
ついでに、あの男と使っていた食器類も全部捨てて欲しい……なんて。
そんなこと、口に出して言えないけど。
「じゃあ、早速引越しの準備を始めていい?」
「それは、いいけど……。
つわりでしんどいのに、引越しの準備なんてして大丈夫なのか?
重たいものとか、運ばない方が良くないか?」
「家具や家電はリサイクルショップに取りに来てもらうから平気よ。
私は、小物や衣類を段ボールに詰めるくらいかな」
「ふぅん……」
なんだろう。
さっきから、なんだかモヤモヤする。
違和感を感じるというか……。
どうしてなんだろう。
「なぁ、梨華」
「ん?」
「何をそんなに急いでいるんだ?」
早く秀哉と一緒に暮らしたいな。
ねぇ、やっぱりここに引っ越しちゃだめ?」
そう言って、俺の膝の上に手を置く梨華。
その感触に、少しドキッとした。
「うーん。
出来なくもないけど、梨華の部屋の物をかなり処分してもらわないと厳しいと思う」
「それなら大丈夫。
家具や家電は処分するわ」
ついでに、あの男と使っていた食器類も全部捨てて欲しい……なんて。
そんなこと、口に出して言えないけど。
「じゃあ、早速引越しの準備を始めていい?」
「それは、いいけど……。
つわりでしんどいのに、引越しの準備なんてして大丈夫なのか?
重たいものとか、運ばない方が良くないか?」
「家具や家電はリサイクルショップに取りに来てもらうから平気よ。
私は、小物や衣類を段ボールに詰めるくらいかな」
「ふぅん……」
なんだろう。
さっきから、なんだかモヤモヤする。
違和感を感じるというか……。
どうしてなんだろう。
「なぁ、梨華」
「ん?」
「何をそんなに急いでいるんだ?」