私たちの六年目
その全ての時間。
俺は目を開けたままだった。
何、これ……?
どういうこと?
5年以上も片想いをしていた梨華と。
初めてキスをしたのに。
俺の心は、1ミリも動いていない。
キスってこんなだった?
こんなにも無機質で。
こんなにも冷たいものだった?
少なくとも。
俺が知っているキスは、こんなんじゃない。
ただ触れ合うだけで、胸がどうしようもなく高鳴って。
何も考えられなくて。
愛おしくて。
ずっと交わしていたくなる。
それが、キスだったはず。
どうしてそんなキスが。
梨華と出来ないんだ……?
俺が人生でたったの2回。
経験したあのキスは……!
その時の記憶が蘇った次の瞬間。
俺の中でパチンと
何かが弾けた。
俺は目を開けたままだった。
何、これ……?
どういうこと?
5年以上も片想いをしていた梨華と。
初めてキスをしたのに。
俺の心は、1ミリも動いていない。
キスってこんなだった?
こんなにも無機質で。
こんなにも冷たいものだった?
少なくとも。
俺が知っているキスは、こんなんじゃない。
ただ触れ合うだけで、胸がどうしようもなく高鳴って。
何も考えられなくて。
愛おしくて。
ずっと交わしていたくなる。
それが、キスだったはず。
どうしてそんなキスが。
梨華と出来ないんだ……?
俺が人生でたったの2回。
経験したあのキスは……!
その時の記憶が蘇った次の瞬間。
俺の中でパチンと
何かが弾けた。