雨のち晴れ‧✧̣̥̇‧✦‧✧̣̥̇‧✦‧✧̣̥̇‧✦‧✧̣̥̇‧✦
『お待たせしました。もう出れます。』
『分かった。もう迎えきてるから駅まで送るよ。』
お迎え??仕事の人かな?
でもよかったぁ。駅まで送ってもらえたらなんとか無事にお家には帰れそう。
帰ったらとりあえず梨々花に電話して昨日今日のことちゃんと話そう。
『ありがとうございます。』
軽くぺこりと頭をさげ、私たちは部屋を後にしてエントランスへと向かった。
エントランスの前にはピカピカ光る真っ黒のワンボックスカーがとまっている。
彼はそのままスタスタと歩き後ろの席へと乗り込んでいく。
『時間ないから早く乗って?』
『あ、すいません、はい。』
言われるがままとりあえず運転席の男の人に軽くお辞儀をすませ私も後ろの席へと乗り込む。
すると彼がいきなり
『橋本ごめん。この子駅まで送ってから向かって。』
『え?…あ、分かった。とりあえず駅ね?』