雨のち晴れ‧✧̣̥̇‧✦‧✧̣̥̇‧✦‧✧̣̥̇‧✦‧✧̣̥̇‧✦

これはずるい…

小悪魔なのか…?

好きでもなくてもこの表情を見て一瞬でもときめかない人はいないだろう…

そのくらいの勢いの不意打ち。

とりあえず私は

『迷惑ばっかり掛けたうえに助けてもらい駅まで送ってもらってほんとにありがとうございました。本当はお礼したんですが…』

本心。

ほんとに色々感謝している。彼がいなかったら私は今ごろ大袈裟だけど死んでたか今ごろ警察署にいるはずだ。

だから私は何かお礼をしたかった。

貸し借りなしってわけじゃないけど借りをつくるのも気が引ける初対面と言えども。

せめて連絡先だけでも聞いて後日お礼をしようと思った。

すると彼には私が今思ってることを察したのか逆に気をきかせたのかは謎だけど

『どーせまたきっと会えると思うからまたね。』

またあの可愛いすぎる笑顔でそう言うと扉を閉め何事もなかったかのように車は街中へと消えていった。


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