終わらない物語を、君に
にやりと笑うレスティンは皮肉たっぷりで、はぁっ、小さくスクーナの口からため息が落ちた。

「そうじゃなくて。
こう、……こう」

自分でもうまく説明できない。
レスティンもあきれている。

「なに?
わけわかんないわよ。
だったら、……そうね。
あなたの望む笑顔ができるように、話でもしてみてよ」

「そうだな……」

記憶を漁り、レスティンに喜んでもらえそうな話を探す。

「ここからずっと南の大きな河に、人魚がいるそうなんだけど」

「人魚?」

興味津々と言わんばかりに、翠の瞳がきらりと輝いた。

……よし、食いついた!

確かな手応えを感じたスクーナはさらに話を続ける。
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