俺の新妻~御曹司の煽られる独占欲~
そうしてなぜか毎日一緒のベッドで眠るようになった私たち。
眠りにつくときははお互いベッドのはじとはじにいたはずなのに、目覚めるとなぜかいつも和樹さんの腕の中にいる。
目を覚まし硬直する私を面白がるように見下ろして「おはよう」と微笑む和樹さん。
その男の色気に、私は朝からドキドキしっぱなしだ。
おかしいな。
和樹さんに嫌われ愛想をつかされるために頑張っているはずなのに、どんどん距離が近くなっている気がする。
こんなはずじゃなかったのに。
私が失敗しても気にせず、嫌いな料理を出しても怒らず、布団を引き裂いて迷惑をかけても動じない和樹さん。
どうすれば彼に嫌われることができるだろう。と本気で頭を悩ませる。
そして私ははっとひらめいた。
そうだ。今までと逆の方向に行けばいいんだ。