俺の新妻~御曹司の煽られる独占欲~

「冗談よ。私だってあなたたちの暑苦しいほどのラブラブっぷりを見せつけられるなんて御免よ」

そう言った後、美蘭は小さく首をかしげ「でも」と続ける。

「私もあなたたちみたいにいつか心から愛おしいと思える相手に出会えるように、カズキよりも何倍もいい男を探すから、見てらっしゃい」

その宣言に俺と鈴花は顔を見合わせて笑いあってから、うなずいた。


そのとき入り口が開き、穂積の声が聞こえてきた。

「どうやら、無事に解決したようですね」

振り向くと、穂積と隼人くんが客室に入って来た。

美蘭と話をつける際中、話が変にこじれないようにふたりには外で待っていてもらっていた。
きっとハラハラしながら耳を澄まし、中でのやりとりをうかがっていたんだろう。

「姉ちゃん大丈夫!?」

駆け寄る隼人くんに、鈴花は「心配をかけてごめんね」と謝る。


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