それでも君を
「ん~そうだなぁ〜。昨日最後の方ちょっと流れ悪そうだったんだよねぇ。もう少しだけ太いの入れてもいい?」



隠すこともなく、伝えられる事実。



「えっ…」



「赤血球入れたくないっていうのならともかく、痛いのが嫌っていう理由での拒否なら受け付けないよ。ちゃんと頑張ってもらうからね!」



そんなぁ…



真ちゃん昔はもっと優しく説得してくれていたのになぁ。



強引さが颯くんに似てきてしまった…



「なんで、痛いことばっかりなんだろ…」



思考がマイナスへと傾く。



「そうだね…。痛いの辛いし、嫌になる気持ちは分かるよ。痛くなければいいのにーって思うよね。処置は変えてあげられないけど、そういう愚痴なら僕にたくさんぶつけてくれていいから。愚痴りながらでいいから頑張ってみよう?」



すべてを受け止めようとしてくれる真ちゃんの優しさは有難く思う。



やらなきゃいけないのはわかってる。



頑張らないと、だよね…



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