それでも君を
そもそも今はそんなに息切れ酷くないし、本当に酷くなってからでもいいんじゃない?



苦しくなっちゃうかもしれないというのは、予想であって、ならないかもしれないし…



どうにか逃れる方法はないかと必死に考えるが、どれも簡単に真ちゃんに突破されそうなものばかりで、良い案がなかなか浮かばない。



…そうだ!寝ちゃえばよくない?



そうしたら寝ている間に終わってるかも!



そう思い付き、布団に潜ってみたりもしたが、当然こんなに神経が昂っている状態で眠れるわけもなく、無駄な抵抗を試しているうちに、真ちゃんが病室へと戻ってきてしまった。



「お待たせしました」



待ってません。



「眠くなっちゃったの?」



布団に潜っていたからか、そんな質問が真ちゃんから飛んでくる。



そうだとよかったんですけどね。


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