君から貰った最高の思い出
その場を離れようと思い

1歩後ろに下がり、回れ右をすると

目の前に誰かが立ち塞がっていた

夢姫「吉永先輩……?」

恐る恐る小さな声で聞くと

吉永先輩は、シーっと指を口の前にたてた

何だ、このイケメンは……

それから今自分が泣いてることを思い出し

必死にぬぐっていると

先輩が私の腕を掴んできた

夢姫「えっ!?」

それから、何も言わずに先輩は私を引っ張って行った

引っ張られていくがままに

行くと空き教室についた
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