夢物語
 それから志望校を決める相談をした。


 優くんの家から一番近くにある学校は、正直ガラが悪い人が多いとのことで嫌だという。


 そこで二番目に近い公立高校に狙いを定めた。


 頑張ればもうちょっと上位クラスの進学校も射程圏内だったと思われるけど、何度も乗り換えがあって通学に時間がかかるので、自転車で15分、冬は徒歩30分程度で通学できる近さが決め手となった。


 加えて優くんが続けている部活動も、この高校は顧問がかなり優秀で全道大会常連とのこと。


 模試の結果などを見ても、合格確立70パーセント以上。


 これから怠けて成績急降下とか、当日大失敗がない限りは合格間違いなしと予想された。


 私自身の就職活動、卒業論文作成などが続いて忙しかったけど、優くんの志望校合格目指しても私は頑張っていた。
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