夢物語
***
次のサークル活動日まで、様子見をすることとなった。
彼は奥さんと話し合うふりをして、情報収集。
私は何も知らないふりをして、じっとしていた。
すると次の日の夕方、仕事から帰宅して程なく、携帯に着信が。
彼の着信音とは異なるので、恐る恐るディスプレイを確認すると。
当時所属していたサークルの代表者夫人からだった。
「もしもし……?」
サークルの代表者は夫婦共々活動しているため、活動場所では毎週顔を合わせるものの、夫人のほうから電話がかかってくるなんて稀。
どうも嫌な予感がした。
「あのね、冴香ちゃんが不倫しているって電話がかかってきたんだけど……」
「え?」
彼の奥さんが、なんとサークルの代表者宅にまで電話をかけたらしい。
代表者夫妻は彼らの結婚式に出席していたため、その絡みで彼の奥さんは電話番号を知っていたようだ。
まさかこう来るとは……。
代表者夫人は私を信じているとは言ってくれたけれど、疑いを持たれる原因を作ったことに関してはやんわりと注意された。
確かに周囲の視線をわきまえず、寵愛をかさに着て調子に乗り過ぎていたのかもしれない。
ていうか、Tの責任は?
Tが余計な密告をしさえしなければ、私たちはこんな目に遭うこともなかったはず。
同時に怒りも増殖してきた。
次のサークル活動日まで、様子見をすることとなった。
彼は奥さんと話し合うふりをして、情報収集。
私は何も知らないふりをして、じっとしていた。
すると次の日の夕方、仕事から帰宅して程なく、携帯に着信が。
彼の着信音とは異なるので、恐る恐るディスプレイを確認すると。
当時所属していたサークルの代表者夫人からだった。
「もしもし……?」
サークルの代表者は夫婦共々活動しているため、活動場所では毎週顔を合わせるものの、夫人のほうから電話がかかってくるなんて稀。
どうも嫌な予感がした。
「あのね、冴香ちゃんが不倫しているって電話がかかってきたんだけど……」
「え?」
彼の奥さんが、なんとサークルの代表者宅にまで電話をかけたらしい。
代表者夫妻は彼らの結婚式に出席していたため、その絡みで彼の奥さんは電話番号を知っていたようだ。
まさかこう来るとは……。
代表者夫人は私を信じているとは言ってくれたけれど、疑いを持たれる原因を作ったことに関してはやんわりと注意された。
確かに周囲の視線をわきまえず、寵愛をかさに着て調子に乗り過ぎていたのかもしれない。
ていうか、Tの責任は?
Tが余計な密告をしさえしなければ、私たちはこんな目に遭うこともなかったはず。
同時に怒りも増殖してきた。