夢物語
「もしかして僕の悪口ですか」
西本くんがひょこっと顔を出す。
「そうだ! お前は長らく独身になったのを隠していたのみならず、ちゃっかり新しい彼女を。しかも若くて美人らしいじゃないか」
「え、普通の人ですよ」
「嘘つけ。松元から聞いたぞ。スマホに保存されてる画像見せてもらったけど、すごく可愛い子だったって」
あまり聞きたくない会話が繰り広げられる。
そして必然的に、西本くんはスマホを取り出し、藤本先輩に画像を見せる展開となる。
「うーん、確かに可愛いな。まだ20代だって?」
「はい、一応」
見せて~と、彼女の顔を知らないメンバーが次々覗き込む。
「高橋、これはトロフィーワイフと分類していいか?」
藤本先輩が突然私に話を振る。
仕方なく私も覗き込む仕草を見せるけど、幸いにして光の加減ではっきりとは見えない。
「そ、そっかー。西本くんもトロフィーワイフコレクターだったんだねー」
どんな顔かまでは解らなかったけど、輪郭で何となく髪の長い美人であることは想像がついたので、適当に答えておいた。
西本くんがひょこっと顔を出す。
「そうだ! お前は長らく独身になったのを隠していたのみならず、ちゃっかり新しい彼女を。しかも若くて美人らしいじゃないか」
「え、普通の人ですよ」
「嘘つけ。松元から聞いたぞ。スマホに保存されてる画像見せてもらったけど、すごく可愛い子だったって」
あまり聞きたくない会話が繰り広げられる。
そして必然的に、西本くんはスマホを取り出し、藤本先輩に画像を見せる展開となる。
「うーん、確かに可愛いな。まだ20代だって?」
「はい、一応」
見せて~と、彼女の顔を知らないメンバーが次々覗き込む。
「高橋、これはトロフィーワイフと分類していいか?」
藤本先輩が突然私に話を振る。
仕方なく私も覗き込む仕草を見せるけど、幸いにして光の加減ではっきりとは見えない。
「そ、そっかー。西本くんもトロフィーワイフコレクターだったんだねー」
どんな顔かまでは解らなかったけど、輪郭で何となく髪の長い美人であることは想像がついたので、適当に答えておいた。