アブナイ王子様たち
こ、これは……。


絶対に確信犯だ!


私が顔を真っ赤にしてドキドキするとわかっていながら、耳もとでささやく。


やっぱり意地悪だ‼︎


慌てて翔さんから離れ、自室に向かった。


「なんなの……」


階段を上る途中、手を頬に当てながらボソッとつぶやく。


翔さんのような意地悪な人に恋なんてしないって言ったのに、顔が熱い。


『すげぇいじりたくなる』


『あんたのファーストキスはもらったよ』


『さぁ、それはどうかな』


翔さんの言葉を思い出しただけで、心臓がバクバクとうるさい音を鳴らす。


自室のドアを開け、すぐにベッドにダイブした。


ベッドはふかふかで気持ちいい。
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