アブナイ王子様たち
思いつかなかったら、誰かが提案した意見に従うしかないよね。
なんて思っていると、悟さんが私の肩に手を置いて、こんなことを言いだした。
「愛海ちゃん。
気味の悪い手紙を書いて送ったやつのために、どこかでイチャイチャしにいこうか」
「へ……⁉︎」
どこかでイチャイチャ……⁉︎
自然と顔が、火のついたように熱くなる。
そんな私をスルーして、悟さんは言葉を続ける。
「人目がつくところでイチャイチャしてれば、送り主もあきらめてくれるだろうからさ」
だけど……。
「俺、愛海ちゃんに彼氏がいるんだって思わせることが大切だと思うんだよね。
彼氏がいたら邪魔できないし、邪魔するどころか『なんだ、彼氏がいるのか』って思うでしょ」
まぁ、そうだけど……。
なんて思っていると、悟さんが私の肩に手を置いて、こんなことを言いだした。
「愛海ちゃん。
気味の悪い手紙を書いて送ったやつのために、どこかでイチャイチャしにいこうか」
「へ……⁉︎」
どこかでイチャイチャ……⁉︎
自然と顔が、火のついたように熱くなる。
そんな私をスルーして、悟さんは言葉を続ける。
「人目がつくところでイチャイチャしてれば、送り主もあきらめてくれるだろうからさ」
だけど……。
「俺、愛海ちゃんに彼氏がいるんだって思わせることが大切だと思うんだよね。
彼氏がいたら邪魔できないし、邪魔するどころか『なんだ、彼氏がいるのか』って思うでしょ」
まぁ、そうだけど……。