アブナイ王子様たち
翔さんは、私のことをどう思ってるんだろう。


ひまつぶしになるような、遊び相手?


それとも別の答え?


心の中では質問できても、翔さん本人の前では聞けない。


聞くのが怖いし、失恋するのが嫌だから。


告白する勇気が出ない私は、ただ翔さんの言動にドキドキするしかない。


「……俺さ、本当はあんたの笑顔見てるの好きなんだ」


き、急になんですか。


翔さんの突然の発言に、目を見開く。


「だから、あんたを追い詰めてるストーカーが許せねぇんだ」


「…………」


「俺だったら、あんたを苦しませることも、追い詰めることもしないのにな。


あんたに対して、異常な愛情を抱いてるストーカー、マジでぶっ飛んでるな」
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