クールな御曹司と愛され新妻契約
「麗さん、お待たせしました。わざわざお弁当を届けに来てもらってすみません」
「……あ……いえ。お仕事、お疲れ様です」
ようやく副社長室へ帰ってきた彼は、ドアを閉めると同時に後ろ手で鍵をかける。
密室となった副社長室で、千景さんは嬉しそうな微笑みを浮かべると、おもむろに私を抱き寄せた。
「会社で麗さんに会えるなんて、非日常的でいいですね。貴重な機会を堪能しないと」
「いつものスーツ姿なのも、ここではグッときますね」なんて耳元で囁く彼は、顔を私の首筋に埋めながら、熱い吐息をこぼす。
彼にドキドキしちゃダメ! と強く両目を瞑るも、こんな場所で密かに独占されている感覚にときめきを抑えきれない。
……明日、離婚するつもりなのに、どうして態度を変えないの? ここが、会社だから?
それとも。これも契約妻としての仕事なの?
そんな疑心暗鬼な思考とは裏腹に、頬は熱く染まり素直に反応を返す。
「えっと、あの、お仕事は?」
「……あ……いえ。お仕事、お疲れ様です」
ようやく副社長室へ帰ってきた彼は、ドアを閉めると同時に後ろ手で鍵をかける。
密室となった副社長室で、千景さんは嬉しそうな微笑みを浮かべると、おもむろに私を抱き寄せた。
「会社で麗さんに会えるなんて、非日常的でいいですね。貴重な機会を堪能しないと」
「いつものスーツ姿なのも、ここではグッときますね」なんて耳元で囁く彼は、顔を私の首筋に埋めながら、熱い吐息をこぼす。
彼にドキドキしちゃダメ! と強く両目を瞑るも、こんな場所で密かに独占されている感覚にときめきを抑えきれない。
……明日、離婚するつもりなのに、どうして態度を変えないの? ここが、会社だから?
それとも。これも契約妻としての仕事なの?
そんな疑心暗鬼な思考とは裏腹に、頬は熱く染まり素直に反応を返す。
「えっと、あの、お仕事は?」