クールな御曹司と愛され新妻契約
「今は休憩時間なので、大丈夫です。……そうだ。少しだけ、摘み食いをする許可をもらえませんか」
「摘み食いですか? 休憩時間なのでしたら、摘み食いじゃなくて全部食べて――んんっ」
長い睫毛に覆われた二重瞼の双眸を悪戯っぽく細めた千景さんのことを、怪訝な表情で見上げていると、彼は私の言葉を飲み込むように強引に唇を塞いだ。
「こんなところで、全部、食べてもいいんですか? 意外と大胆なことを言うんですね」
「ち、違いますっ。お弁当の話で……あっ」
勿体振るような動作でウエストラインをなぞられ、思わず声が漏れる。
「流石にここで『全部食べたい』と素直に言うのは憚られるので――」
「きゃっ」
トン、と肩を押されて、ソファの上に尻餅をついてしまう。
千景さんは私を閉じ込めるようにして背もたれへ両腕をつき、うっとりとした微笑みを浮かべる。
「ね? どこまでなら摘み食いしても?」
いくら密室とはいえ、副社長室でこんなこと……誰かに見つかったら、どうするの?
「摘み食いですか? 休憩時間なのでしたら、摘み食いじゃなくて全部食べて――んんっ」
長い睫毛に覆われた二重瞼の双眸を悪戯っぽく細めた千景さんのことを、怪訝な表情で見上げていると、彼は私の言葉を飲み込むように強引に唇を塞いだ。
「こんなところで、全部、食べてもいいんですか? 意外と大胆なことを言うんですね」
「ち、違いますっ。お弁当の話で……あっ」
勿体振るような動作でウエストラインをなぞられ、思わず声が漏れる。
「流石にここで『全部食べたい』と素直に言うのは憚られるので――」
「きゃっ」
トン、と肩を押されて、ソファの上に尻餅をついてしまう。
千景さんは私を閉じ込めるようにして背もたれへ両腕をつき、うっとりとした微笑みを浮かべる。
「ね? どこまでなら摘み食いしても?」
いくら密室とはいえ、副社長室でこんなこと……誰かに見つかったら、どうするの?