クールな御曹司と愛され新妻契約
主任はきっちりワンコールで受話器をあげ、
「もしもし。こちら『EmilyMaids』の佐藤でございます。はい、いつもお世話になっております。本日はどういったご用件でしょうか?」
と朗らかな声音で、お客様へ対応した。
「ええ、三並は丁度出勤しておりますよ。……そうでございましたか。……かしこまりました。それではすぐに向かわせますので、いいえ、とんでもございません!
これからも、どうぞ宜しくお願い致します。お電話ありがとうございました、失礼致します」
どうやらまた、臨時出勤希望の連絡らしい。
私の名前が出ていたので、担当先のどなたかなのだろう。
受話器を置いた主任は先ほどまでの堅い表情を崩し、楽しそうな表情で口元を緩める。
「三並さん。申し訳ないんだけど、日本橋にある『SAIONJI東京』のスイートルームへ伺ってもらえる?
なんと、サプライズパーティーの準備をお手伝いしてほしいというご依頼よ。道具は揃っているそうだから、このまま手ぶらで伺ってちょうだい」
「もしもし。こちら『EmilyMaids』の佐藤でございます。はい、いつもお世話になっております。本日はどういったご用件でしょうか?」
と朗らかな声音で、お客様へ対応した。
「ええ、三並は丁度出勤しておりますよ。……そうでございましたか。……かしこまりました。それではすぐに向かわせますので、いいえ、とんでもございません!
これからも、どうぞ宜しくお願い致します。お電話ありがとうございました、失礼致します」
どうやらまた、臨時出勤希望の連絡らしい。
私の名前が出ていたので、担当先のどなたかなのだろう。
受話器を置いた主任は先ほどまでの堅い表情を崩し、楽しそうな表情で口元を緩める。
「三並さん。申し訳ないんだけど、日本橋にある『SAIONJI東京』のスイートルームへ伺ってもらえる?
なんと、サプライズパーティーの準備をお手伝いしてほしいというご依頼よ。道具は揃っているそうだから、このまま手ぶらで伺ってちょうだい」