クールな御曹司と愛され新妻契約
以前の恋愛トラブルを起こした女性は突然彼へ肉体関係を迫ったらしいので、きっとこれは彼のトラウマを抉る大問題に違いない。
「く、首筋が綺麗だなとか、スラリとした体型なのに筋肉が綺麗だなとか、いつ体を鍛えているんだろうとか……」
慎重に言葉を選んでいたら、千景さんが『たまらない』といった様子で肩を揺らし始めた。
「くくくっ。まさか正直に答えてくれるとは」
「っえ、違いますっ! 千景さんの端正な美しさに見惚れていただけで、あの、決して他意はありませんっ!」
ヤマシイことは考えていません! と証明しようとしたら、逆に言わなくても良いことまで曝露してしまったらしい。
「そんなに真っ赤にならなくても。見えてるところ、全部真っ赤だ。くくくっ、可愛いあなたの初心な反応が見られて嬉しいです」
そう言って、ひとしきり私をからかった千景さんは、居住まいを正し「仕事の話なのですが」と先ほどとは一変して真面目な顔つきで切り出した。
「く、首筋が綺麗だなとか、スラリとした体型なのに筋肉が綺麗だなとか、いつ体を鍛えているんだろうとか……」
慎重に言葉を選んでいたら、千景さんが『たまらない』といった様子で肩を揺らし始めた。
「くくくっ。まさか正直に答えてくれるとは」
「っえ、違いますっ! 千景さんの端正な美しさに見惚れていただけで、あの、決して他意はありませんっ!」
ヤマシイことは考えていません! と証明しようとしたら、逆に言わなくても良いことまで曝露してしまったらしい。
「そんなに真っ赤にならなくても。見えてるところ、全部真っ赤だ。くくくっ、可愛いあなたの初心な反応が見られて嬉しいです」
そう言って、ひとしきり私をからかった千景さんは、居住まいを正し「仕事の話なのですが」と先ほどとは一変して真面目な顔つきで切り出した。