過去の精算

家に戻っても、電気1つ点けず、涙が枯れるまで泣き、そして泣き疲れて、いつのまにか寝てしまっていた。

玄関で(ガタッ)と言う物音で目が覚め、窓から差し込む朝日で、夜が明けてる事を知った。

え?
今なんか音したよね…?
なに?

玄関を開けて見ようにも、何かがつかえててドアが開かない。

なんで?

台所の窓を開け顔を出すと、ドアの前に男が座り眠っていた。ドアが開かない様に邪魔していたのは彼だった。

なんで居るのよ!

私は迷う事なく警察へと連絡した。
すると、直ぐに警察官が来て、彼を何処かに連れて行ってくれた。

これでドアは開く。
良かった…




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