過去の精算
はぁ…
なんか今日は気が重い。
仕事行きたくないなぁ…
昨夜、素敵なレストランで、高級な料理を食べた筈だけど、美味しかったのか、何を食べたのかさえ、全く覚えてない。
ただ覚えてるのは、前田先生へ対する見方が変わった事だけは覚えてる。
今まで通りに接する事出来るかな?
全然自信ないよ…
憂鬱を感じていると、その根源の元である前田先生と会ってしまった。
「おはよう!」
うっ…
避けたかったのに…
「…おはようございます。
昨日はご馳走さまでした…」
「うん。良かったら今夜も食事行かない?」
行かない?って…なんか今までより、凄く軽くなってる様に感じるけど…?
「すいません…
今日はちょっと…」
「良いじゃん! 行こうよ?
今日はイタリアンなんてどう?
白ワインの美味しい店があるんだ?」
また、お酒…?
昨日も、随分飲まされたし…
「昨日は飲みすぎましたし、連日飲み過ぎるのは体にあまり良くないと思いますので、やっぱり今夜は…」
「何言ってるの?
木村さんお酒強かったじゃん?
全然酔わないから、僕びっくりしたよ?
もっと飲んでも平気でしょ?
僕的には、酔った木村さんを見てみたいよ?」
酔った私…?
酔った私を見て…どうするの?
「いえ、本当に今日は…」
「兎に角、帰り駐車場で待ってるから!」
えっ嘘っ
どうしよう…