おじさんは予防線にはなりません
笑っている私に宗正さんははぁーっと大きなため息を落とした。
「詩乃が元気になったんならいいけど。
あと宗正さん禁止、大河。
敬語も禁止」
この、頬を膨らませてぶーって唇を尖らせるの、癖なんだろうか。
「えー、でもいまは仕事中ですし」
「いまは昼休みだろ。
あ、でも、仕事中とプライベートのギャップも捨てがたい……」
真面目に悩んでいる宗正さんがおかしくてくすくす笑ってしまう。
おかげで会社を出るときの沈んだ気持ちは完全に浮上していた。
「ごめん、経費の領収書、出すの忘れてた。
これ、どうにかならないかな」
朝から井村さんに拝み倒された。
井村さんはほかの女性社員とは違い、常識派だと私は思っている。
「詩乃が元気になったんならいいけど。
あと宗正さん禁止、大河。
敬語も禁止」
この、頬を膨らませてぶーって唇を尖らせるの、癖なんだろうか。
「えー、でもいまは仕事中ですし」
「いまは昼休みだろ。
あ、でも、仕事中とプライベートのギャップも捨てがたい……」
真面目に悩んでいる宗正さんがおかしくてくすくす笑ってしまう。
おかげで会社を出るときの沈んだ気持ちは完全に浮上していた。
「ごめん、経費の領収書、出すの忘れてた。
これ、どうにかならないかな」
朝から井村さんに拝み倒された。
井村さんはほかの女性社員とは違い、常識派だと私は思っている。