おじさんは予防線にはなりません
自分の席でパソコンを立ち上げ、仕事の準備をはじめようとした、が。
「詩乃」
すぐ私のあとから出社してきた大河が、迫ってくる。
「ちょっと来て」
「えっ、あっ」
いいともなんとも言っていないのに、大河は私の腕を掴んで歩きだした。
「ねえ、昨日の夜、どこにいたの?」
連れてこられたバックヤードで、大河は私を逃がさないかのように壁ドンの姿勢を取った。
「ど、どこって……。
自分の、アパート」
真っ直ぐに私を見つめる、大河の瞳が怖い。
ついつい、視線を逸らしていた。
「……嘘つき」
耳元で囁かれ、背筋が粟立つ。
「詩乃」
すぐ私のあとから出社してきた大河が、迫ってくる。
「ちょっと来て」
「えっ、あっ」
いいともなんとも言っていないのに、大河は私の腕を掴んで歩きだした。
「ねえ、昨日の夜、どこにいたの?」
連れてこられたバックヤードで、大河は私を逃がさないかのように壁ドンの姿勢を取った。
「ど、どこって……。
自分の、アパート」
真っ直ぐに私を見つめる、大河の瞳が怖い。
ついつい、視線を逸らしていた。
「……嘘つき」
耳元で囁かれ、背筋が粟立つ。