かわいい戦争
個性豊かで楽天的な神雷ワールドが炸裂してる。
自由奔放。マイペース。
そんな言葉がぴったりだ。
ここにわたしも入ってもいいのかな……?
「海鈴ちゃん?ぼーっとしてどうしたの?」
幸珀さんに声をかけられ、つい及び腰になる。
「ほら、座んなよ!」
「お、恐れ多い……!」
「ははっ、かしこまんないでよ。ここ海鈴ちゃんちでしょ?」
わたしの家だって知ってたんだ……。
店名と同じ苗字だし、さっきのお父さんとお母さんとの会話を聞いたら、そりゃ見当つくよね。
「座って座って!海鈴ちゃんは何食べる?」
勢いに急かされて空いてる椅子に座ると、早速メニューをよこした。
あ!向かい側、未來くんだ!
果たしてラッキーなのかどうなのか。
わたしには判断つけられないよ。
「わ、わたしは……塩ラーメンで」
「おっけー!他の皆は?」
奢り論争はひとまず置いといて。
一通り注文内容が決まり、お母さんに頼んだ。
人数もそうだけど、育ち盛りの男の子がこんなにいるから、注文品の量がすごいことになりそう……。