これからもずっとこの初恋を



私の家は樹の隣にあるけど本当の家は道を挟んで向かいのところにあった。




本当の家というのはもともとの家で、私のわがままで自由に生活できる場が欲しいと言うともう一軒用意してくれた。




家族でのほうは家で私のところはハウスと呼ばれている。




毎日ハウスの方に居られるわけではなく土曜日、日曜日と自分の時間はハウスに居てもいいけど朝食時、夕食時、昼食時は家にいるという約束がある。




もし理由があってその時家に行けない時はハウスにある通信機などで連絡しないといけない。




寝る場所はなるべく家がいいけど、好きにしなさいと言われた。




「めい、今日ハウスのほうで朝食時間過ごしただろ?」



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