これからもずっとこの初恋を
「それではそこの個室を借りるんでな、そこに君たちの親も連れてきてくれ」
パパが言うとその子達は逃げるように行った。
そしてパパは近くの警備員さんに個室を借りることを伝えた。
そしてお姉ちゃんは事情を説明しに知人のもとへ行き、借りた部屋にはパパとママと私だけになった。
パパに顔をじっと見つめられる。
「 パパ?どうしたの?」
「いや、頰が痛そうだ。早く済ませて手当をしようか」
「えぇ、そうしましょう。いいですかパパ、こんなことをしたやつを絶対に許したりしてはなりません!徹底的にしてやるんですからね!あぁ、可哀想なめい…痛々しいその傷は…どうして…こんなことに…!あぁ、妬ましい人たち許せないわ…私たちのめいが!!」