元姫と隠された真実Ⅱ
【沙羅side】


今、交戦が終わった。


紅龍は、弱くはなっていたものの全国2位なので風雅も疲れていた。


その時だった。


ガッシャーン!


急にそんな音がして音のする方を見た。


「ど、うして・・・。」


ビックリした。


そこには、・・・宮苑組がいたから。


・・・そうか。


あいつは、宮苑組長の娘だったのか。


だから、あんな強気なことを・・・。


< 78 / 139 >

この作品をシェア

pagetop