元姫と隠された真実Ⅱ



その言葉に、風雅は息を呑んだ。


「でも・・・っ!」


「今から相手にするのは、銃を持っている。あなた達は、それを避けることが出来るの?組は、そんな簡単な相手じゃない。」


私は、凛とした声で言った。


「・・・俺の仕事は、きたねぇ事をする族や組を掃除するんだ。俺の仕事を、とるんじゃねえ。」


私は、喧嘩の時のように男口調になって言った。


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