潜入恋愛 ~研修社員は副社長!?~
「ついでに香純のお母さんにも連絡しておこうか。良かったら一緒にお食事でもって」
「お母さんに!?」
「ああ。都合がつけばお父さんもご一緒にどうですか?と訊いてみたら良くないか?いずれは顔を合わせることにはなると思うし、それならそれで、なるべく早い方がいいと思う」
お父さんだけが蚊帳の外というのも変だしな、と気を回して喋っているけど。
「ちょっと」
「ん?」
「ちょっと、気が早くない?」
私達まだ付き合い始めて間もなさ過ぎ…と言いたくなったが、彼の言葉で掻き消された。
「全然早くないよ。俺は研修に入る前から香純のことが相当気に入ってて、絶対に落としてやるつもりでオフィスに潜入したところもあったから」
それで研修に入ってから香純という人間を知る度に、その気持ちがもっと深まっていった…と、これまた寝耳に水な発言が飛び出し……
「とにかく、そういうことだから六人で会食のつもりでいてくれよな。香純のお母さんには俺の方から連絡しておく。その方がきっと、お父さんも乗り込んで来易いだろうから」
「の、乗り込むって…」
言葉悪い…と思ったら、彼は少し笑って。
「お母さんに!?」
「ああ。都合がつけばお父さんもご一緒にどうですか?と訊いてみたら良くないか?いずれは顔を合わせることにはなると思うし、それならそれで、なるべく早い方がいいと思う」
お父さんだけが蚊帳の外というのも変だしな、と気を回して喋っているけど。
「ちょっと」
「ん?」
「ちょっと、気が早くない?」
私達まだ付き合い始めて間もなさ過ぎ…と言いたくなったが、彼の言葉で掻き消された。
「全然早くないよ。俺は研修に入る前から香純のことが相当気に入ってて、絶対に落としてやるつもりでオフィスに潜入したところもあったから」
それで研修に入ってから香純という人間を知る度に、その気持ちがもっと深まっていった…と、これまた寝耳に水な発言が飛び出し……
「とにかく、そういうことだから六人で会食のつもりでいてくれよな。香純のお母さんには俺の方から連絡しておく。その方がきっと、お父さんも乗り込んで来易いだろうから」
「の、乗り込むって…」
言葉悪い…と思ったら、彼は少し笑って。