潜入恋愛 ~研修社員は副社長!?~
「主任ですか!?来てるんですけどぉ、今ちょっと…」
「ん?」
「ちょっと、あの…具合が悪くなってしまったから……」
「何処?」
「えっ!?」
「何処にいます?」
香純…と思わず名前を発しそうになり、ぐっと堪えて彼女の答えを待つ。
最後まで言わなくても、彼女は香純のことだと気付いたらしく、くるりと後ろを振り向くとパーテーション際に見えるアルミのドアを指差し、「あの奥にある休憩所に行ってます」と教えてくる。
「あっ!副社長?!」
何処に行くんですか!?と急に離れて歩き出す俺に気づいた武田が呼び止めるが、こっちは構わずブースの中を突っ切り、さっさと奥にあるアルミのドアへと近付いた。
まさかこの人混みで香純が具合を悪くしてしまったんだとしたら、今どんな調子でいるのかを確認しておきたい…と焦った。
ガッとノブを掴み、そのまま左に回転させながら手前に引く。
開いた隙間からは談笑する声や笑い声も聞こえ、中ではリラックスムードが漂っているような気配を感じ取った。
「ん?」
「ちょっと、あの…具合が悪くなってしまったから……」
「何処?」
「えっ!?」
「何処にいます?」
香純…と思わず名前を発しそうになり、ぐっと堪えて彼女の答えを待つ。
最後まで言わなくても、彼女は香純のことだと気付いたらしく、くるりと後ろを振り向くとパーテーション際に見えるアルミのドアを指差し、「あの奥にある休憩所に行ってます」と教えてくる。
「あっ!副社長?!」
何処に行くんですか!?と急に離れて歩き出す俺に気づいた武田が呼び止めるが、こっちは構わずブースの中を突っ切り、さっさと奥にあるアルミのドアへと近付いた。
まさかこの人混みで香純が具合を悪くしてしまったんだとしたら、今どんな調子でいるのかを確認しておきたい…と焦った。
ガッとノブを掴み、そのまま左に回転させながら手前に引く。
開いた隙間からは談笑する声や笑い声も聞こえ、中ではリラックスムードが漂っているような気配を感じ取った。