愛と命の代償(仮)
「彼氏とは仲良くやってるか?相手されなくなったら俺が相手になってやるよ!」

悪戯な笑みをうかべて蓮くんは言う。

「からかわないでよ!そういう蓮くんこそ、どうなの?彼女に捨てられたんじゃないの?」

「この俺が捨てられるわけないだろっ」

そんな話をしていると、学生時代に戻ったような感覚になった。
蓮くんといる時はとっても楽しかった。
子供みたいにお茶目で、悪戯好き。

でも、困った時はいつも「どした?大丈夫か?」って心配して会いにきたくれたっけ。

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