あかいろのしずく
あれ、
言葉............出ない。
まるで首でも絞められているみたいだった。全く言葉が出なかった。
次第に体が冷えていく感覚に襲われ、私はこれはマズい、といよいよ思い始める。
沈黙は広がり先生がじいっとこちらを見てきたときだった。
「っ......!!」
急に鈍い音が、衝撃と共に左の腹に突き刺さる。
思い切りアズマに横腹を肘で突かれ、私はバランスを崩しそうになる。
メニュー