仮想現実の世界から理想の女が現れた時
8月18日(土)

俺たちは高速を東京へと向かっている。

「悠貴さん、わがまま言ってもいいですか?」

まもなく東京という頃、暁里が口を開いた。

「何?」

「もう少し、悠貴さんと一緒にいたいです。
このまま、うちじゃなくて、悠貴さん家に
お邪魔したら、ダメですか?」

かわいい…

俺は、チラッと暁里を見て答える。

「わがまま、嬉しいよ。
俺も一緒にいたいから、このまま連れて帰る!」



午前6時。

俺の家に着いた。

俺たちは部屋に入り、部屋着に着替えると、そのまま手を繋いで眠った。

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