約束のエンゲージリング



そしてエプロンが入った袋を差し出された。





『じゃあこれ。1個目の誕生日プレゼントね?』

「、、1個目?だから私はこれで十分だよ?」

『千佳にも譲れないモノがあるように俺にだって譲れないものがあるから。千佳の気が済んでも俺の気が済まないからね。さ!店はまだまだ沢山ある。だから2個目のプレゼント見にいくよ。』







真剣な表情で呟く彼にドキッとした。

でも最後の方はいつも通りの優しい彼に戻っていて彼が何を思ったのかわからない。


手を引かれるまま、隣の店へと移った。








可愛いものを見つけて来ては、レジに持っていこうとする彼を止めるが大変でお昼頃にはヘトヘトになっていた。

いくつかは阻止出来ず、プレゼントが増えていた。







『ほら、千佳!体力ないな〜。次行くよ!!』

「ま、マサさん待って、、!少し休憩しよう?」






楽しそうに私を引きずりながら歩く彼に休憩の提案をすると腕時計を確認してようやく立ち止まってくれた。






『楽しすぎてお昼ご飯忘れてたね。そう言えば少しお腹も減ってきたし、お昼にしようか!』

「う、うん!でもあんまり量は食べれないから軽いものがいいな。あ!あそこのファーストフードとか。」






キョロキョロと辺りを見回して見つけたファーストフード店に指を指すと彼はそちらに向かってくれた。



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