私の赤点恋愛~スパダリ部長は恋愛ベタでした~
佑司の手が受話器を掴み、すでに番号を押しはじめている。
私も席に戻り、言われたとおりに品川さんへ京屋部長に伝え、わかったと返事をもらったことを返信した。
その後も。
【京屋部長へ試作品の製作、あと一日待ってくださいとお伝えください】
【京屋部長へ容器の件、ロットをご再考くださいとお伝えください】
【京屋部長へレモンコンポートの件、他社へ変更できないか検討をお願いしますとお伝えください】
「私は京屋部長の、伝言係じゃなーい!」
瞬間、キーを打つ、カタカタという音がしなくなる。
受話器を握る人すら言葉を途切れさせ、相手の声で慌てて返事をしていた。
「チー、どうした?」
忙しいはずなのに仕事の手を止め、佑司が私の席までやってくる。
「あ、いえ……。
なにも」
私も席に戻り、言われたとおりに品川さんへ京屋部長に伝え、わかったと返事をもらったことを返信した。
その後も。
【京屋部長へ試作品の製作、あと一日待ってくださいとお伝えください】
【京屋部長へ容器の件、ロットをご再考くださいとお伝えください】
【京屋部長へレモンコンポートの件、他社へ変更できないか検討をお願いしますとお伝えください】
「私は京屋部長の、伝言係じゃなーい!」
瞬間、キーを打つ、カタカタという音がしなくなる。
受話器を握る人すら言葉を途切れさせ、相手の声で慌てて返事をしていた。
「チー、どうした?」
忙しいはずなのに仕事の手を止め、佑司が私の席までやってくる。
「あ、いえ……。
なにも」