私の赤点恋愛~スパダリ部長は恋愛ベタでした~
黙っていたらわからない?
食器はもう、返したとか言っちゃえば。

おなかは空いていたので冷蔵庫を漁る。
冷凍うどんと明太子、エリンギがあったので明太バターうどんでバタバタと済ませ、バレないように食器を片付けた。

「ただいまー」

「おかえりなさい」

帰ってきた佑司が私にキスしてくる。
最近は頻繁な佑司の挨拶キスも、そんなもんだとしか思わないようになった。
慣れって怖い。

「チー、お前、晩メシ食ってないだろ」

「えっ、なんでですか……?」

堂々としてなきゃダメだってわかっているのに、視線が定まらない。

「コンシェルジュに訊いたらケータリングは頼まれてない、って」

「うっ」
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