私の赤点恋愛~スパダリ部長は恋愛ベタでした~
仕事が終わり、一階のカフェテリアへ下りる。
私の参考書、TLノベルを読みながら駿を待った。

今朝の佑司はいったい、なんだったんだろう。
あんな、――いまにも泣きだしそうな、淋しそうな顔。

「チー、お待たせ」

声をかけられて顔を上げると、駿が立っていた。

「あ、うん」

慌てて、見ていた携帯のカバーを閉じる。

「いいの、それ?」

「いいの、いいの」

立ち上がり、駿と一緒にカフェテリアを出る。
少しだけ歩いて、適当な食事もできる居酒屋へ入った。

「生と……チーはレモン酎ハイでいいんだっけ?」

私が短く頷き、駿は嬉しそうに笑った。

「とりあえず、生とレモン酎ハイ」

「はい」
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