私の赤点恋愛~スパダリ部長は恋愛ベタでした~
おしぼりで手を拭きながら、メニューをくって食べたいものを決める。

「相変わらずだな、チーは」

「そう?」

そういえば、駿と付き合っていた当時はこうやって居酒屋で、レモン酎ハイばかり飲んでいた。

「まさかチーが、モンシュピネさんで働いてるなんて思ってもなかった」

「私も駿が、あのニャーソンさんで働いてるなんて知らなかったよ」

すぐに頼んだ飲み物が届き、駿が食べ物の注文をはじめる。

「ポテトフライと唐揚げ、揚げ出し豆腐とねぎま串。
……あとは?」

とりあえずそれでいいので首を振る。

「じゃ、それだけ」

店員がいなくなり、駿は苦笑いした。

「食べ物の趣味も変わってないんだな」
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