私の赤点恋愛~スパダリ部長は恋愛ベタでした~
「ちょっと長風呂したからな」

渡されたペットボトルを受け取る。
蓋はすでに、緩めてあった。

「お風呂で喧嘩なんてするもんじゃないですね……」

冷たいスパークリングウォーターが身体に染みる。
そのせいか少し、落ち着いた。

「でもチーってこう、けっこう……」

佑司の手が、まるで再現するかのように動き、かっとあたまに血が上る。

「えっ、うわっ!」

投げつけたペットボトルは簡単にキャッチされてしまった。
おかげでさらに、かっとなる。

「もう、寝る!」

「あ、俺も寝るから」

寝室に向かう私を、佑司が追ってくる。

「おやすみ、チー」
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