私の赤点恋愛~スパダリ部長は恋愛ベタでした~
「週末までのお楽しみー。
さ、今日はもう寝るぞ。
なんだかんだしてたら遅くなったからな」

枕を拾ってきて置き直し、いつものように私を抱きしめてもそもそと布団へ潜っていく。

「おやすみ、チー。
よい夢を」

「おやすみなさい」

今日はもう寝る気なのか、佑司はすぐに目を閉じた。

「……そうだ、わざわざ俺にあんなこと聞かせてきた奴に、お仕置きしないとな……」

ぽそっと呟いた佑司の声は酷く冷たくて、あの彼女たちの無事を祈ってしまった。

あ、そういえば駿に返信していないや……。



翌朝。

助手席で私は、携帯片手にうんうん唸っていた。
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