私の赤点恋愛~スパダリ部長は恋愛ベタでした~
繋いだ手が楽しそうに上下に揺れる。
ややもすればこのままダンスすら踊りだしそうだ。
「いってらっしゃい」
一緒に、地下の駐車場に下りる。
こんなに早い時間に行く必要はないのだが、佑司は午後休を取っていた。
『だってこのスケジュールじゃ、チーにお土産買う時間がない。
だから金曜、早めに行くんだ』
昨日、荷造りしながらそんなことを言っていた。
それに土日仕事なんだから半日くらい休んだって罰は当たらないだろ、って。
それならいっそ、一日休んで朝から行ってゆっくりしてきたらって言ったんだけど。
『チーと離れる時間は少しでも減らしたいだろ』
だって。
「いってくる」
窓を開けた運転席から、佑司は私の手を掴んで離さない。
レンズの向こうから私を見つめる、少しだけ濡れて光る瞳。
周りに誰もいないことを確認して――ちゅっと軽く、唇を重ねた。
ややもすればこのままダンスすら踊りだしそうだ。
「いってらっしゃい」
一緒に、地下の駐車場に下りる。
こんなに早い時間に行く必要はないのだが、佑司は午後休を取っていた。
『だってこのスケジュールじゃ、チーにお土産買う時間がない。
だから金曜、早めに行くんだ』
昨日、荷造りしながらそんなことを言っていた。
それに土日仕事なんだから半日くらい休んだって罰は当たらないだろ、って。
それならいっそ、一日休んで朝から行ってゆっくりしてきたらって言ったんだけど。
『チーと離れる時間は少しでも減らしたいだろ』
だって。
「いってくる」
窓を開けた運転席から、佑司は私の手を掴んで離さない。
レンズの向こうから私を見つめる、少しだけ濡れて光る瞳。
周りに誰もいないことを確認して――ちゅっと軽く、唇を重ねた。