私の赤点恋愛~スパダリ部長は恋愛ベタでした~
「触れないからもっと減るかも」

なんだこのだだっ子は?
私を困らせて楽しいか?

「そうだ、チーも一緒に出張、行けばいいんだ!
そうだよ、最初からそうしとけばよかったんだ。
どうせ、休みの土日なんだし」

「ゆーじー」

「ひぃっ」

手が勝手に、佑司の胸ぐらを掴む。
おかげで彼は小さく悲鳴を上げた。

「たった二泊三日なんです。
明後日には帰ってくるんです。
それに私はいまから、佑司から頼まれた仕事をしなきゃいけないんです。
つべこべ言わずにさっさと行けっちゃ」

「は、はいっ」

ぱっと私が掴んでいたシャツを離し、佑司はようやくエンジンをかけた。

……ちょっぴり涙目になっていたけど。
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