私の赤点恋愛~スパダリ部長は恋愛ベタでした~
「佑司」
『なに?』
「――ちゅっ」
やった途端、自分の阿呆さ加減で顔がぼふっと火を噴く。
『……かなり充電できた、サンキュ。
――ちゅっ』
リップ音を最後に通話が終わる。
ふらふらと寝室を出て、キッチンに向かう。
冷蔵庫からスパークリングウォーターのペットボトルを出し、一気に半分まで飲み干した。
それでもほてりは収まらず、思わず中身をあたまにぶっかけたくなった。
「ヤバい、完全にTLだよ……」
自分のあんな行動はありえない。
もしかして佑司と付き合っているうちに少しずつ、私もTLヒロインとして成長しているんだろうか。
……全然嬉しくないけど。
『なに?』
「――ちゅっ」
やった途端、自分の阿呆さ加減で顔がぼふっと火を噴く。
『……かなり充電できた、サンキュ。
――ちゅっ』
リップ音を最後に通話が終わる。
ふらふらと寝室を出て、キッチンに向かう。
冷蔵庫からスパークリングウォーターのペットボトルを出し、一気に半分まで飲み干した。
それでもほてりは収まらず、思わず中身をあたまにぶっかけたくなった。
「ヤバい、完全にTLだよ……」
自分のあんな行動はありえない。
もしかして佑司と付き合っているうちに少しずつ、私もTLヒロインとして成長しているんだろうか。
……全然嬉しくないけど。