私の赤点恋愛~スパダリ部長は恋愛ベタでした~
「ん?」

ぱーっと京屋部長の顔が、嬉しそうに輝く。
それは……私を見つけたときの、昔の彼氏にそっくりで。
不覚にも一瞬、可愛いとか思ってしまった。

「なに?」

ううっ、そんな、期待を込めた目で見つめないで!!
ますます昔の彼氏、一護(いちご)にそっくりだから!!

「その」

「うん」

あ、ダメだ。
モフりたい。
モフりたいよー。
あたまわしゃわしゃ撫で回したい!!

ちなみに言っておくが、一護は実家の隣の家で飼っていたゴールデンレトリバーだ。

「あのー、ですね」

「うん?」

あーもー、京屋部長が一護にしか見えないよ。
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