私の赤点恋愛~スパダリ部長は恋愛ベタでした~
「それはー、そのー」

「はい」

手を止め、次の言葉を待つ。
けれど京屋部長はパンを弄ぶばかりで、ぼろぼろになってしまわないか気になる。

「俺はー」

「はい」

「チーが」

「はい」

一言言うたびに言葉を途切れさせ、あっち見、こっち見するから遅々として進まない。
だんだんイライラしてきた。

「だからー」

「はっきり言わんかー!」

怒鳴った瞬間、我に返った。
周囲の注目が恥ずかしく、京屋部長と同じく俯いてもそもそとパンを食べる。
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