インスタント マリッジ~取り急ぎ結婚ということで~
子どもの頃に近所の公園で尚史と同級生の友達も一緒に、よくバドミントンをしたことを思い出した。
デートにもいろいろあるし、綺麗な服を着ておしゃれな店に行くより、私たちには公園でバドミントンをして遊ぶ方が合っているかも知れない。
明日は気楽に楽しめそうな気がする。
それにしても家の近所を尚史と手を繋いで歩くのは少し落ち着かない。
こんなところを知り合いにでも見られたら、『中森さんちの尚史くんと夏目さんちのモモちゃんが手を繋いで歩いてたよ』とか、『昔から仲良しだったけど、やっぱり二人はいい仲なのね』なんて噂が町内に瞬く間に広がりそうだ。
だけど尚史はそんなことを気にも留めない様子で、やっぱり私の手を離そうとはしなかった。
幸い時間が遅かったおかげで知り合いに会うこともなく私の家の前にたどり着いた。
私が胸を撫で下ろしていると、尚史は立ち止まって私の手を一度ギュッと握ってからゆっくりと離した。
「俺は服装とかにはあんまりこだわらないけど……その服、やっぱ似合うよな」
「んん?馬子にも衣装とか言うつもりだな?」
「いや、純粋にモモ可愛いなって」
「かっ、かわっ……?!」
デートにもいろいろあるし、綺麗な服を着ておしゃれな店に行くより、私たちには公園でバドミントンをして遊ぶ方が合っているかも知れない。
明日は気楽に楽しめそうな気がする。
それにしても家の近所を尚史と手を繋いで歩くのは少し落ち着かない。
こんなところを知り合いにでも見られたら、『中森さんちの尚史くんと夏目さんちのモモちゃんが手を繋いで歩いてたよ』とか、『昔から仲良しだったけど、やっぱり二人はいい仲なのね』なんて噂が町内に瞬く間に広がりそうだ。
だけど尚史はそんなことを気にも留めない様子で、やっぱり私の手を離そうとはしなかった。
幸い時間が遅かったおかげで知り合いに会うこともなく私の家の前にたどり着いた。
私が胸を撫で下ろしていると、尚史は立ち止まって私の手を一度ギュッと握ってからゆっくりと離した。
「俺は服装とかにはあんまりこだわらないけど……その服、やっぱ似合うよな」
「んん?馬子にも衣装とか言うつもりだな?」
「いや、純粋にモモ可愛いなって」
「かっ、かわっ……?!」